多田さんが見つけたニセモノを仕入れない方法とは
家族を養うために海外せどり・輸入ビジネスに取り組む多田さん。
しかし事はなかなか上手く運びません。
- 日本で売れると思って買った商品が売れない。
- 安く買えたと思った商品がコピー商品で偽物だった。
- 届いた商品が破損していたが補償してもらえない。
- それどころかそもそも商品がなかなか届かない…
しかし多田さんは諦めませんでした。
失敗から学んで、様々な発想の転換と検証が始ります。
今まで自分がやっていた方法は正しかったのか?他にやり方があるなら、そちらをやってみてはどうか?方法は正しかったが、作業に手間がかかりすぎではないか?代わりに作業してくれるようなサービスはないか?色々経験してみると、そうやって勘が働くようにもなりますし、問題意識があると、ひょんな時に良いアイデアを思いついたりもします。
輸入ビジネスはリスクが高い、怖い、とビビって何もやっていない人には、決して持てない感やアイデアがドンドン湧いてきます。
たとえば「コピー商品やニセモノをつかんでしまうのはなぜか?」と考えます。
→それはメーカー正規のお店で買っていないからじゃあ「コピー商品やニセモノをつかまない方法は何か?」と考えます。
→それならメーカーの直営サイトから買えばよい。
というふうに考え方を変えたわけです。
海外せどりで儲けるには内外価格差があればよい
コピー商品やニセモノをつかんでしまうのは、安く買おう、安く仕入れようとするからですね。
しかもイーベイやタオバオなどのオークションサイトで捜すと、コピー商品やニセモノも平気で出品されていたりします。
なのでこう言うサイトで商品を買い付けると、ニセモノをつかむ確率が高くなります。
ニセモノをつかんだら、それを売ることはできません。
正規商品なら並行輸入で売っても罪には問われませんが、ニセモノやコピー商品を売ると、逮捕されて懲役刑です。
「でも、それだと仕入れが高くなって儲けが出ない」そう思って諦める人が普通の人ですが、多田さんはそこでまた発想の転換をします。
利益を出すには、「内外価格差」さえあればいい。
内外価格差というのは、日本国内で売られている値段と、海外で売られている値段の差ですね。
要するに日本に持ってきて直営店の定価より高く売れるならば、仕入れは直営店の定価で十分なわけです。
だからそういう日本で高く売れる商品をリサーチして見つけられれば、リスクの高いオークションサイトでコピー商品や偽物を買わず、本家本元のメーカーから直接買えばいいって事です。
イーベイやタオバオでコピー商品やニセモノをつかまないように努力するよりも最初から本物を買って転売すればいい。
ゴールは「利益を上げること」ですから、ちゃんと利益が上がるなら、安く仕入れることにこだわる必要はないってことですね。