売れる商品をどうやって捜すか
商品を仕入れて売るには、売れる商品を仕入れないといけません。
売れる商品というのは何かというと、お客さんが喜んで買ってくれる商品です。
飛ぶように売れる、と言うのが理想ですが、ヤフオクに出品したら数日で値が付いて、それが売れてしまうと言うイメージですね。
こういう商品を見つけて仕入れれば、資金の回転が速くなり、儲けもドンドン大きくすることが出来ます。
逆に言うと、商品を仕入れて出品しても、殆ど売れずに残ってしまうようだと、資金が回転せず、在庫を抱えてビジネスが止まります。
こういうときは損を覚悟で商品を叩き売って少しでも資金を回収しないといけません。
でないと新しい商品を仕入れることが出来なくなります。
こういうのを「損切り」(そんぎり)なんていいますが、二束三文でもいいから誰かに売ってしまって、現金化して資金を回すわけですね。
株式投資でも商品売買でも、損切りというのは非常に大事で、ダメだと思ったらさっさと現金に戻して、新しいチャレンジに移らないといけないわけです。
損切りは必要経費
売れない商品を仕入れてしまったら、なるべく早めに叩き売って、少しでも資金を回収しなければいけません。
売れない商品を抱えてしまうと、どうやってそれを売ろうかと言うことを考え出して、時間もとられますし、資金の回転も止まります。
本来は、売れそうな商品を捜すことに、神経も資金も集中しないといけないのに、売れない商品で頭を悩まされると、時間ばかりたってしまって儲けになりません。
だからたとえ仕入れ値の半値以下であっても、さっさと売り払って損切りしてしまい、次の仕入れのための時間と資金を取り戻さねばなりません。
給料をもらい慣れている人には、こういう損切りが必要だというのがなかなか理解できないかも知れません。
が、株式投資にしても商品売買にしても、失敗したらさっさと損切りして損を確定して、諦めて次へいかないと儲けようなんて無いんです。
売れない商品を抱えているのは、出血しているのに止血していないような状況ですから、いくら資金に余裕があるからと言って、それをずっと抱えていてはいけません。
商売人というのは、そう言うことを何十回・何百回と繰り返してだんだんく「売れる商品」と「売れない商品」を見分けられるようになるんですね。
損切りは必要経費であって、損切りをやらないのは大きなミスです。