間寛平さんはなぜアメマバッチで失敗した?

輸入ビジネス、海外せどりの一つのゴール。

 

それはオリジナル商品を考えて、中国などで作って売るということです。

 

オリジナル商品ですから、価格も自由に決めることができますし、処分するのも製造原価さえ回収できればいいわけですから、リスクはかなり小さくなります。

 

>売れないブランド商品の在庫を抱えて、身動きできなくなるより、Tシャツやデジタル時計などの汎用品に自分自身のオリジナルの要素を加えて、それを売って儲けるというのは意外と堅いビジネスかも。

 

ただ、オリジナル商品を作って売るには、どのくらいの値段で売れるのか、その辺りの予測がたたないといけません。

 

1000コしか売れないモノを1万個作ってしまったら、在庫に埋もれて暮らす羽目になるかもしれません。

 

アースマラソンで2年間で地球を一周した間寛平さんなども、オリジナルキャラクターグッズの「アメマ・バッチ」というのを何万個も作って6000万円の借金を作ったそうですが、そう言うことにならないためにも、商品リサーチは重要です。

 


間寛平さんはなぜアメマバッチで失敗した?

オリジナル商品を作って儲ける。

 

中国の工場に発注して設ける。

 

今ではそう言うこともできるようになりました。

 

しかしオリジナル商品で儲けようと思ったら、いくらでどのくらい売れるのか、ある程度分かっていないといけません。

 

中国には100コとか1000コ単位でも作ってくれる工場があるそうですが、それにしたってやはり数万円から数十万円のコストがかかります。

 

だから読みを外すと寛平さんのように、1000コだけ作っておれば大儲けだったのに、売れると思って何万個も作って6000万も借金を作ってしまう羽目になる。

 

そういうのがビジネスの難しいところですよね。

 

まあもちろん、寛平さんがオリジナルグッズを作った頃は、中国のように安くものを作れる環境でなかったから、目がぴかぴか光るだけのバッチでも1コ1000円くらいはかかったのでしょう。

 

1コ千円なら、1万個で1千万円ですから、無謀と言えば無謀です。

 

そして寛平さんが作ったのがオリジナルのバッチであって、たたき売りが可能な商品で無かったことも借金を大きくした理由でしょう。

 

これが単なるアメマTシャツとかでしたら、上手くいけば高く売れるし、下手しても普通のTシャツとして売りさばけるから、在庫の山を抱えて身動きが取れなくなることにはならなかったはずです。

 

あたれば大儲け、外れれば大損というのはビジネスじゃなくてギャンブルですから、売れなかったときに最悪でも元手が回収できるような商品を作る必要があるでしょうね。


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