自分の得意ジャンルで勝負しろ
お金を儲けるためには売れ筋商品を仕入れて売ればいい。
文章にするとたった1行ですが、これが実は一番難しいことですね。
株式投資なんかでも、株で儲けるには安いときに買って高くなったら売ればいいというんですが、そう簡単に上手くいくわけじゃありません。
安い株を買ったらさらに株価が下がって損をしたり、上がると思って持っていたら全然上がらず、別に目を付けていた株がドンドン上がっていったりしてなかなか利益につながらないのが普通なんです。
ただ通販の場合は、株と違って売れるかどうかはある程度予測が付きます。
というのもヤフオクで試し売りしてみれば、どのくらいの値段で売れるのか、どれくらいの人が関心を持っているのか、わかるからなんです。
ただし世の中には無数と言っても良いくらい商品があって、どれを試し売りすればいいのか迷ってしまうのも確か。
そう言うときには自分の趣味の品物や、自分の使っている実用品のカテゴリーから商品を捜せばいいんです。
というのも、自分の趣味の品や自分の使っている実用品であれば、同じ趣味を持った人や似た生活パターンの人が買ってくれる可能性が高くなるからなんですね。
そしてまた自分もその商品のユーザーだから、ユーザー目線で商品の長所も短所も表現できるというわけです。
得意ジャンルから始めると良い訳
売れる商品の仕入れは、自分の趣味の品から始めると良いと言います。
なぜかというと自分の趣味のジャンルの品は、商品自体の魅力や欠点を知っているからです。
自分が欲しいものや気に入っているものなら、世の中にあと5人くらいは興味を持つ人がいるはず。
そういうことで、自分の好きなモノから始めると成功しやすいというわけですね。
そして自分の趣味や興味のある商品を扱う利点は、お客さんからのフィードバックが受け止められるってことです。
「こういうのが欲しいんですけど、見つかりますか」というリクエストを受け付けて、それを捜してくることが出来るわけです。
これが全然関心も興味もないジャンルの商品であると、リクエストなどのフィードバックがあっても対応できません。
商品に関する知識がないと、お客さんが何を求めているのか、ピンとこなかったりするわけですね。
マーケティングでは、アップセル、クロスセルという言葉があって、一度何かを買ってくれたお客さんは、さらにまた何か買ってくれるので、そのための商品も用意しておくべきなんですが、それができない。
なのでビジネスチャンスを逸して、売りっきりになってしまうわけですね。
これではなかなか利益を増やすことは難しくなっていきます。