正規商品を安く仕入れる方法
海外せどりで収入を得たい。
会社を辞めても家族を養っていけるだけ輸入ビジネスで稼ぎたい多田さん。
商品を安く仕入れるために、いろんな交渉をしたそうです。
ところがこちらは小資本ですからメーカーには相手にされません。
もちろん100コとか200コとか、在庫を沢山抱えるだけの余力はないし、定期的に買い付けるという約束もできません。
仕入れたいのは多くても、5コとか10コくらいだったりしますから、それくらいの取引き量で安く商品を卸してくれる所はありません。
そこで多田さんはまた、発想の転換をすることになります。
つまり自分は業者ではなく、大口ユーザーになればいいんだと。
正規のお店で正規の値段で買う大口ユーザー。
しかもリピーターになればいいんだと。
大口ユーザーであれば、メーカー側も様々な特典を与えてくれます。
お得なバーゲン情報だとか、アウトレットの情報なども教えてもらえます。
2000年頃からはFSP(フリークエント・ショッパー・プログラム)だとかワン・ツー・ワン・マーケティングなどと言って、大口ユーザー、得意客を優遇するマーケティング手法が流行りましたから、メーカーの会員になって購買実績を作ると、だんだん良い条件で商品を購入することもできますからね。
これなら確かに購入量が、5コや10コであっても構いませんよね。
優良顧客となって安く仕入れる
海外のオークションサイトなどでコピー商品やニセモノをつかまされないようにするためには、メーカーの直販サイトで商品を買えばよい。
現地から取り寄せる費用と、日本での販売価格に大きな差があれば、正規品を直接買っても利益は出るはず。
しかしそれでは利ざやが小さすぎるので、何とかもう少し仕入れ価格を下げたいところ。
だけど5コや10コ程度買う業者に安い値段で商品を卸してくれるメーカーはない。
それなら業者ではなく、大口ユーザー・優良顧客になってしまえばよい。
単なるユーザーなら、購入量の約束をする必要もありませんし、たとえ贈られてきた破損していても、文句を言って交換してもらえば良いだけですしね。
そして大口ユーザー、リピーターになると、様々な特典があったりします。
というのも2000年頃からFSPや121マーケティングというのが流行って、優良顧客になれば割引があったり、何か特典を付けてもらえたりするんです。
正規商品は、バーゲンで買おうがアウトレットで買おうが正規商品ですし、顧客サービスでもらった特典が優れものならば、それを転売するって事もできます。